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からだに発疹・発熱

  • からだに発疹がある
  • 発熱や疲労感、下痢がある
  • 体重が急激に減っている
  • 異常に体調が悪い

このような症状がある場合は、梅毒・HIV(エイズ)である可能性があります。

梅毒とは

梅毒は、梅毒トレポネーマに感染したことにより引き起こされる感染症です。粘膜や微小な傷口から体内に入り込むことにより感染します。

主に発展途上国で蔓延する感染症でしたが、渡航者の増加をきっかけに東京では2010年以降、感染者が増えています。

早期に検査・治療を始めれば進行や症状を抑えることができますが、放置したり治療が遅れると脳や神経に重大な障害が残り、日常生活を送ることが困難になる可能性もあります。

初期症状としてはリンパ節の腫れや全身の発疹、発熱などがありますが、これらはやがて自然に消滅します。その後4〜10年ほど無症状のまま潜伏期間を経たら、皮膚や筋肉に腫瘍ができ始め、やがて腫瘍は血管や神経、脳にまで進行します。

脳や神経にまで腫瘍が進行すると運動機能や記憶力が低下し、日常生活に支障がで始めます。

HIV(エイズ)とは

エイズは、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染したことにより引き起こされる感染症です。よく勘違いされますが、HIVはウィルス名、エイズは病名です。

HIVに感染すると、初めの2〜4週間でHIVウィルスが大量に増殖し、感染者の免疫細胞を破壊していきます。その後、2〜4週間ほど経ったときにインフルエンザのような症状(発熱、のどや体の節々の痛み、リンパ節の腫れ)が現れ、それもやがて自然に消滅します。

その後は免疫不全による合併症状が出るまで感染に気づかないことが多く、初期症状が現れたときに検査を受けておかないと、エイズが進行し、さまざまな感染症にかかりやすい体になります。

放置したらどうなる?

梅毒・HIVともに、放置すると死に至ります。

梅毒の場合は腫瘍形成によって大動脈炎や大動脈瘤が引き起こされたり、HIVの場合は免疫不全によってガンやHIV関連症が進行します。

梅毒もHIVも無症状の潜伏期間が長いので、気づいたときには治療が難しいというケースが少なくありません。

できるだけ早期に発見・治療ができれば、完治しないまでも周りに知られることなく治療したり、症状の進行を抑えたりすることができます。

梅毒・HIV(エイズ)の検査・治療方法

来院

予約の上、クリニックへお越しください。
簡単な問診票を記入いただいた後、医師による問診をお受けいただきます。

問診

基本的には問診のみでどの検査が必要かは判断できます。
患部を見せていただく必要はありません。

検査(迅速検査の場合)

梅毒・HIVともに血液検査を行います。
検査機器や周辺器具は、毎回新しいものを使っておりますのでご安心ください。

検査結果

梅毒・HIV検査の結果は20~30分で分かります。

梅毒が陽性だった場合は、そのまま精密検査を受診いただき、再び陽性反応だった場合は抗生剤を処方し、治療を受けていただきます。

※HIVが陽性だった場合は、無料で紹介状を発行し、近郊のHIV治療拠点病院を紹介させていただきます。

検査と治療の料金(自由診療)

病名 検査料金 治療費
梅毒(血液) 8580円 10780円
HIV(HIV1型) 16280円 ※近郊のHIV治療拠点病院を紹介
※感染の疑いのある行為から、梅毒は6週間以上、HIVは4週間以上経過してからお越しください。
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