不眠症とは、不眠が継続的に続いた状態のことを指します。
具体的な症状判断の仕方はありませんが、不眠が続いている方の多くは不眠症の状態です。眠りにつくことができず悩みを抱えている方は
「自分は不眠症なの?」
「不眠症の原因は?治すことってできるの?」
このように考えるでしょう。そこでこの記事では、不眠症の特徴から原因や治し方を解説します。不眠症のチェックリストも記載するので、自分が不眠症であるかの確認をしましょう。
不眠症とは
不眠症とは、不眠が継続的に続いている状態を指します。
不眠症には以下4つのパターンがあります。
- 入眠障害:寝つきが悪くなかなか眠れない
- 中途覚醒:夜中に何度も目が覚める
- 早朝覚醒:早朝に目が覚めてしまう
- 熟眠障害:眠りが浅く寝た気がしない
精神的ストレスや身体的な症状などさまざまな要因がありますが、これらが原因で不眠が数日続きます。
長くても数週間で不眠が解消されれば問題ありませんが、数カ月以上続くと不眠症である可能性は高いでしょう。
今や5人に1人は不眠、10人に1人は不眠症であると言われています。
しかし、不眠症には具体的な症状判断の仕方がありません。
忙しいことで眠れない場合は除きますが、不眠が続いているのであればだいたいの方は不眠症です。
また、不眠となる原因には以下のような例があります。
- 寝る前にカフェインの摂取
- 寝る前のアルコールやニコチン
- 日中の活動量が少ない
不眠は不眠症につながってしまうので注意が必要です。
不眠状態の際は無理に寝ようとすると余計に悪化してしまうので、ベットから起きて眠気が来るまで待ちましょう。
不眠症になる5つの原因
不眠症になる原因には以下の5つがあります。
- 精神疾患:うつ病や脳の異常など
- 身体疾患:かゆみや頻尿など
- 環境要因:明るさや騒音など
- 心理的要因:ストレスやイライラなど
- 生活習慣:アルコールやニコチンの摂取など
1つずつ解説していきます。
精神疾患:うつ病や脳の異常など
うつ病や脳の異常などの精神疾患は不眠症の原因です。
うつや脳の異常が原因の場合は、夜中に何度も目が覚めたり朝異常に早く起きてしまいます。
寝ようと思っても何度も目が覚めてしまうことで不安やイライラを抱えます。
そうなると、余計にうつが悪化してしまう可能性があるので注意が必要でしょう。
眠れないときは無理に寝ようとせずにリラックスすることが大切です。
精神疾患による不眠症は生活習慣の改善では治すのは難しいため、クリニックに通院し薬物療法を受けましょう。
身体疾患:かゆみや頻尿など
かゆみや頻尿のほか、しびれや痛みなども身体疾患で不眠症になる原因です。
身体疾患は眠りを妨げ不眠につながります。
身体疾患を改善しなければ不眠の状態がつづき、結果的に不眠症になる可能性があります。
そのため、薬物療法や生活習慣の改善ではなく、身体疾患の原因となる病気の改善が必要です。
例を挙げると、アトピーによるかゆみで眠れないのならアトピーの治療です。
環境要因:明るさや騒音など
環境要因も不眠症の原因となるでしょう。
環境要因となる例を挙げると以下のとおりです。
- 部屋が暑い
- 工事がうるさい
- 部屋が明るすぎる
日常生活を送るなかで、これらが原因となり眠れないことがあるでしょう。
環境要因に関しても薬物療法や生活習慣の改善ではなく、原因となる問題の改善が必要です。
快適な睡眠をとるために原因を突き止めて改善に努めましょう。
心理的要因:ストレスやイライラなど
ストレスやイライラなどの心理的要因は不眠症の原因です。
これらは精神的ストレスとも呼ばれます。
精神的ストレスを抱え続けると睡眠を十分にとれなくなってしまいます。
ストレスを抱えた状態が続いてしまうと不眠症となるでしょう。
ストレスとなっている要因を考えて、そのストレスから逃げることも大切です。
生活習慣:アルコールやニコチンの摂取など
生活習慣は不眠症の大きな原因の1つです。
特に、寝る前にアルコールやニコチンの摂取をすると、寝つきが悪くなります。
不眠症となる方は生活習慣が原因となっている方も多くいます。
生活習慣の改善に努め、快適な睡眠をとりましょう。
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不眠症の治し方
以下では、不眠症の治し方について解説します。
- 薬物療法
- 生活習慣の改善
不眠症を治すために必ずチェックしておきましょう。
薬物療法
薬物療法では睡眠薬を使用して不眠症を治します。
症状によって別の薬を使用する場合もありますが、だいたいは睡眠薬の使用です。
睡眠薬を使用することで脳の抑制系の働きを促し、覚醒系の働きを抑えます。
また、睡眠ホルモンの作用を助ける効果もあるので、不眠を改善させられるでしょう。
睡眠薬使用時は医師の指示に必ず従い、使用量や使用方法を守ることが重要です。
睡眠薬にもさまざまな種類があるので、年齢や症状、体調などに適した薬を使用しましょう。
生活習慣の改善
不眠症の原因を把握した上で、生活習慣の改善に努めましょう。
生活習慣改善の例は以下のとおりです。
- 寝る前のアルコールやニコチン摂取を避ける
- 決まった時間での起床と就寝を心がける
- 寝る前にブルーライトを浴びない(スマホやパソコンの使用)
- 適度な運動を行う
- 寝室を快適な環境にする(音や温度、明るさなど)
- 眠れないときは無理に寝ようとしない
生活習慣の改善で不眠症を治し、心地よい睡眠をとるようにしましょう。
不眠症でクリニックを受診した方の口コミ
以下は、不眠症であしたのクリニックを受診した方の口コミです。
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いろんな不安があったので、初めて心療内科に行きました。
普段気になっていることや些細なことでも、先生が親身になって聞いてくださりました。
今後の生活や仕事に対しても心が軽くなったのでよかったです。
受付の方や看護師さんも優しかったです。
引用:Google
他の病院に通っていた中で行きづらい関係になってしまいこの度初めてあしたのクリニックを受診しました。
受付の方や先生の対応も優しくこの病院であればまた通おうと思えました。
ありがとうございました。
引用:Google
不眠症に関するよくある質問
不眠症に関するよくある質問をまとめました。
- 不眠症は一生治らない?
- 不眠症を自力で治すことはできる?
- 不眠症の原因は女性と男性で違う?
- 不眠症で睡眠薬は服用してもいい?
- 不眠症は何科に受診すればいいの?
1つずつ答えていきます。
不眠症は一生治らない?
不眠症は適切な対応をすることで治せます。
不眠症にも4つのタイプがあり、それぞれ治し方が異なります。
薬物療法がよいのか生活習慣の改善が適しているのか、自分の不眠症のタイプから適した対応をしましょう。
不眠症を自力で治すことはできる?
慢性化した不眠症を自力で治すことは難しいでしょう。
ですが、生活習慣が原因での不眠症は自力で治すこともできます。
特に、精神疾患は薬物療法でしか治すのが難しいので、クリニックへの通院をおすすめします。
不眠症の原因は女性と男性で違う?
不眠症の原因は女性と男性では変わりません。
しかし、不眠症の有病率は男性と女性で異なります。
育児や家事、就業なども男性と女性では環境が違います。
また、ストレスへの抵抗やホルモン分泌機能などから、女性の方が不眠症になりやすいといわれています。
不眠症で睡眠薬は服用してもいい?
不眠症で睡眠薬を服用しても問題ありません。
なぜなら、不眠症の薬物療法では睡眠薬を使用するからです。
睡眠薬を服用するときは、医師の指示に従うことが大切です。
また、使用量や使用方法も必ず守りましょう。
不眠症は何科に受診すればいいの?
不眠症は、精神科または心療内科へ受診しましょう。
原因を把握し改善のサポートをしてくれます。
精神科・心療内科のあしたのクリニックでは、一人一人の状況に耳を傾け、患者の状況を把握し適切な対応をしてくれます。
まとめ:不眠症を改善させて心地よい睡眠をとろう
不眠症は不眠が続いている状態を指します。
不眠症にも4つのタイプがあり、それぞれ原因や治し方が異なります。
自分のタイプを把握した上で、不眠症の改善に努め心地よい睡眠をとりましょう。
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